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海外旅行入国手続きの流れ:6つのステップをチェック!

air port 海外旅行入国手続きの流れ

海外旅行入国手続きの流れ

こんにちは tabizukihajimeです。

この記事では「海外旅行入国手続きの流れ」について紹介しています。

慣れない海外旅行では飛行機が現地空港に到着してからもその後の流れがよくわかっていないために不安が増してしまうことがあります。
なぜならばはじめての海外旅行では到着した空港の様子も全くわからないですし、1-2度海外旅行を経験された方でも空港が異なればまったく初めてと同じように不安が増してしまいます。

 

僕の経験の中でも初めての旅行のみならず、次回以降の相当回数で現地空港に到着するたびに大きな不安を感じていました。

不安の大きさ=わからないことの多さです。
初めてや海外旅行であったり数少ない経験の場合ではわからないことがたくさんあり不安が大きくなることはあたりまえなのです。

不安はわからないことの裏返しなのですから、わからないことを事前に調べておけば不安が大きくなることは避けられるはずです。

 

 

海外旅行入国手続きの流れ:ステップチェック

 

海外旅行においては現地空港に着陸する直前から、機内にて入国カードが配られ入国するための手続きが始まります。

渡航先国に入国するための手続きは主に次のような手順になっています。

・渡航先国空港着陸30分~1時間のころ入国カード配布及び必要事項記入
・渡航先国空港に着陸前20分~30分前にシートベルト着用サイン点灯
・目的国空港に着陸・・・アナウンスあるまで席は立てない
・空港ターミナル到着・・・降機アナウンスあり、シートベルト着用サイン消灯
・機内持ち込み荷物を準備し空港へ移動
・入国審査場へ移動・・・チケットとパスポートを準備、入国審査を受ける
・荷物受け取り所に移動・・・預けた荷物をピックアップ
・税関審査へ移動・・・パスポートと税関申告書(必要あれば)を準備
・税関審査終了後空港到着ロビーに移動・・・無事入国

このように決められた手順通りに行動することで一連のステップを済ませあなたは無事に入国することができるのです。

それではステップごとにもう少し詳しく紹介していきます。

 

①着陸直前の搭乗機内にて

 

渡航先空港への着陸予定時刻の凡そ1時間~1時間半前くらいになると、到着まじかのアナウンスとともに軽食のサービスが始まります。

又一般的に食事サービスの時間中もしくは食事後に機内販売の最終案内がありお土産用の品物を買い求めることができます。

併せて機内販売の最終案内と同じころに搭乗者全員に入国カードが配布されます。
入国カードは、渡航先空港での入国審査に必要なカードで国により様式などの違いはありますが、基本的に記入項目の内容に大差はありません。

 

入国カードの記入について

ここではニュージーランドの入国カードを参考に項目別の必要な情報について紹介します。
入国カードは飛行機を降りるまでに記入を終えて入国審査場まで手持ちする必要があります。

参考記入例)・・ニュージーランド入国カード
・フライト番号(Flight number/Name of ship)・・・搭乗機の番号、JAL〇〇〇など
・搭乗機の座席番号(Aircrft Seat number)
・搭乗地(Overseas port where you boarded this aircraft/ship)
・パスポート番号(Passport number)
・国籍(Nationality as shown on passport)・・・Japaneseなど
・姓(Familyname/Surname)
・名(Given/First names)

・生年月日(Date of birth)・・Day/Month/Year
・出生国(Country of birth)
・職業(Occupation or job)
・連絡先または住所(Full contact or residential adress)
・Email adress
・携帯/電話番号(Mobile/phone number)

 

その他次のような項目について記入を求められる場合があります。
・居住者/非居住者別の滞在目的、滞在期間・・・観光1Weekなど
・最近1年以上滞在した国の名前
・持ち込んではいけない物品の確認(裏面)

 

最後に署名(Signeture)及び記入日付を書きこみ完了となります。
署名については基本的にパスポートの署名と同じでなければなりません。

記入項目については、国により若干の増減はあるようです。
詳しくはそれぞれの渡航先国の記入例を事前に確認しておきましょう。

出典:ニュージーランド留学情報センター
URL:https://ryugaku-joho-centre.co.nz/ryugaku-prep/immi/(24/05/20)

 

シートベルト着用サインの着座指示

着陸の凡そ1時間前頃になるとスタッフの動きが慌ただしくなります。

着陸20~30分程度前になるとシートベルト着用のサインが点灯し着座指示がでます。
このサインは飛行機が着陸態勢に入るためのに降下を始めるものであり、キャビンアテンダントの皆さんも着座して着陸に備えます。

 

②空港到着後の搭乗機内にて

 

空港内誘導路の移動

無事空港に着陸した機体は指定のターミナル内の到着ゲートまで誘導路を移動します。
誘導路移動中も危険防止のため機体が到着ゲートに接続完了するまでシートベルトサインは消えません。

空港内の誘導路移動中も必ず指示に従いましょう。

 

機内から空港へ

機体が到着ゲートに接続完了するとシートベルトサインが消えるので、シートベルトを外し各自手荷物を整えて降機を待ちます。
一般的に前方の席から順次降機となるケースが多いようですが、航空会社や機体の違いによって前方および後方から降機を始めるケースもあります。

 

飛行機から降りてきた乗客は空港地上スタッフの案内により入国審査場に向かうことになります。
空港によってはバスに乗って入国審査場入り口へと誘導される場合も多々あります。

 

尚入国審査場に向かう途中には乗り継ぎのための分岐があります。
通過順路を間違えないようにディスプレィ案内の表示に注意して進みましょう。

乗り継ぎの案内=Transfer/Connection Flights
入国の案内=Passport controle/Immigration(入国審査)

 

 

③入国審査

 

入国審査場は各ブースに審査官が1名おりその前に列を作って並び順番を待ちます。

入国審査ブースは居住者用と非居住者用がわかれているのが一般的です。
従いまして、観光旅行や出張などの目的で渡航国に居住していないあなたは非居住者用のブースに進み並んで順番を待ちます。

 

順番が来たら審査官の前に進み、パスポート、記入済みの入国カード、他にビザ等あれば一緒に提出します。
審査官には挨拶を心掛けましょう。

 

一般的な質問内容は、滞在目的や期間、宿泊予定のホテルなどを聞いてきます。
稀に所持品の内容や量(酒やたばこなど)を聞かれる場合もあります。

審査官は列に並ぶ人たちの挙動も見ていると言われます。
挙動不審者には事前に目をつけているようです。

家族の場合は1グループとして一緒に審査を受けることができるのが一般的です。
カップルでもフィアンセと言えば一緒に審査を受けられる可能性が高くなるようです。

審査官によっては、質問をせずに提出した書類の審査のみでパスとなる場合もあります。

その後、顔写真や指紋などを取られることもあります。

尚入国審査で使われる簡単な英会話のフレーズを説明しているサイトがありますので確認してみてください。
出典:ECCフォリラン
URL:https://foreignlang.ecc.co.jp/learn/l00007/ (25/05/2020)

 

問題なければ最後にパスポートに入国許可のスタンプを押して、入国カードの半券とパスポートを返してくれます。

入国カードの半券は税関で渡すことになりますので、紛失しないようにしましょう。

 

④手荷物受取所(Baggage claim)

 

入国審査を無事通過したら、次は手荷物受取所(Baggage claim)に向かいます。
Baggage claimエリアには数本のベルトコンベアが並び、それぞれにディスプレイがあって到着便名が表示されています。

 

自分が乗ってきた飛行機の便名表示があるコンベアの前で、荷物が流れてくるのを待ちます。
混雑の程度によって異なりますが、流れ始まるまでにある程度の待ち時間が必要になります。

 

流れてきた荷物の中には、酷似したスーツケースや全く同じタイプのスーツケース、バッグもあり注意が必要です。

必ず手元の荷物預け証の番号と照合して間違いないことを確認しましょう。

万が一機内預け荷物が出てこなかったり、あるいは間違えていた時などすぐにサービスカウンターもしくは近くの空港スタッフに申し出て対応を求める必要があります。

 

僕もドイツに出張した際、空港の手荷物受け取り所で最後まで待っても荷物が出てこなかったことがありました。
その時は近くにいた空港スタッフに事情を話し確認してもらいました。
その結果荷物は別の空港に運ばれていたことがわかり、翌日空港からホテルに送るとの理由でホテルの名前と住所を求められました。

荷物は確かに翌日ホテルに届けられ、この間の洗濯代や衣類購入費として若干の補償を受けることができました。

 

Baggage claimで注意すべきことは、手荷物の間違いと盗難です。
足元などに置いていた貴重品や手荷物などが、盗まれるといったことも稀に起こります。

くれぐれも自分の持ち物の管理には注意しましょう。

 

 

⑤税関(Customs)

 

税関は各国の空港にあり出国の際に通りますが、入国の際手荷物をピックアップ後にも必ず通過する必要のあるのが税関です。

税関では、手荷物や土産品等免税の範囲、輸出入禁止物品の持ち込み有無の確認等の審査を行っています。

 

国により免税の範囲や禁止物品等の違いもありますので、事前に訪問国の税関手続を調べておきましょう。

 

税関ではすべての人の荷物を確認することは物理的にも無理があり、多くの空港でランダムに審査が行われます。

大きな荷物や大量の荷物を持っていたり、挙動不審などがあると検査をされる確率が高くなります。

 

特に申告の必要がなければ入国審査カードの半券を税関担当者に渡して税関を通過します。

税関を通過した後は、いよいよ空港の到着ロビーに進むことになります。

 

 

⑥空港到着ロビー

 

税関通過後出口ドアを通過すると空港到着ロビーになります。

迎えの方がいる場合には、この出口周辺に名前を書いたボードなどを掲げて待っている人を探します。

 

到着ロビーには多くの迎えの方が、同じようにボードを掲げてアピールしていますが落ち着いて探せばすぐに出会えるでしょう。

(迎えの方も同じように探してくれていますから)

 

迎えの方がいない場合には、公共交通(市内バスや電車等)あるいは空港タクシー等で市内移動など目的地への移動が必要になるでしょう。

事前に現地空港から目的地までのルートや料金などを調べておきましょう。

空港によってはタクシーチケットや電車も乗車前の購入が必要になるケースがありますので、こちらも事前に確認しておくことをお勧めします。

 

又レンタカーを予定されている方は空港内や周辺にレンタカー会社のブースがありますので、容易にチェックできます。

 

現地のレンタカーの予約を自分で調べるのはなかなか面倒なものですね。
インターネット上には世界規模のレンタカー会社の一括検索・比較ができるサイトがあります。

一括検索・比較サービスを活用すると日本に居ながらにして、国内はもとより海外のどの地域に行く計画であっても条件などの比較をしながら、質の良い格安のレンタカーを手配することが可能です。

 

又出発前にレンタカーの予約を忘れた場合でも、現地到着後当日の状況を確認しレンタカー契約することも可能になります。
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海外旅行入国手続きの流れ:あとがき

 

海外旅行では渡航先空港に着陸したのち搭乗機内から現地空港に移動し、入国審査や税関など入国するための手続きをクリヤーする必要があります。
でも心配することはありません。

ここで紹介した手順を理解してその通りにこなしていけば慌てることは無いのです。

 

これら一連の手順が理解できていないまま行き当たりばったりの対応をしてしまうと、航空会社の違いや空港の違い又は渡航国の違いなどに惑わされその都度迷いながらの対応を迫られることになります。

僕も最初のころは渡航先が変わるたびにドキドキしていつもひやひやの対応を迫られていました。
このような事態を回避して、初めての海外旅行をひとりででも安心して旅行ができるように渡航国入国までのプロセスをマニュアル化しました。

不安の大きさ(心配の大きさ)=わからないことの多さです。

事前に手順や対応方法を理解していれば何も恐れることは無いのです。

 

あなたが初めての海外旅行に挑戦する時、活用いただけましたらとてもうれしいです。

最後まで読んでいただきましてありがとうございます。

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