こんにちは tabizukihajimeです。
この記事では「航空券を賢く買うコツ:購入で失敗しないためのポイントはこれ」について紹介しています。
航空券の価格は予約時期や空席の状況等の要素によって価格が常に変動します。
例え今日安い航空券を見つけても、後日同じ価格で購入できる保証はありません。
なぜならば電車やバスなどのような定額化された固定料金制ではなく、予約状況や時期などの要素によって変動する変動料金制いわば時価なのです。
空席が多ければ価格を下げたり人気がある路線では逆に上げたり、また同じエコノミークラスの中でもクラス分けをして価格差をつけるなど、空席状況などを加味しながら利益のバランスをとっているのです。
この価格変動の仕組みをうまく理解していれば、安価で購入できる可能性の高い時期や行先などの要素の変動要因をうまく見極めることによって、意外なエリアの航空券が購入できたり、狙い通りの価格で購入できたりすることもあるのです。
それは航空券の価格が変動要因によって設定されているからなのです。
だからあなたも航空券の価格が変動する仕組みを理解することができれば、逆手にとって喜びを手にすることができるのです。
航空券賢く買うコツ:航空券の価格設定の不思議
航空券の価格が常に変動する要素
航空券の価格はいつも変動しています。
例えばJALのエコノミークラスで成田空港~サンディエゴ空港間の往復航空券の最低価格を調べてみると以下のようになっていました。
参考)大人1名 エコノミー往復
8月28日(水)¥137,910~
8月29日(木)¥152,630~
8月30日(金)¥175,630~
8月31日(土)¥148,730~
9月01日(日)¥148,730~
9月02日(月)¥283,130~
9月03日(火)¥137,910~
出典:JAPAN AIRLINES(URL:フライトの選択:JAL国際線予約)
最低価格の変動を見ても僅か1週間の間に最安値¥137,910~最高値¥283,130までの価格が存在し、価格差は¥145,220にもなるのです。
これはあくまでも参考価格ですが、購入時期によっても価格が大きく変動していることがお分かりいただけたでしょう。
航空会社はフライトの空席を極力埋めて飛びたいところですが、常に満席とすることはとてもむつかしいことでしょうね。
価格設定を大幅に安くすればお客さんは増えて満席になる可能性は高くなりますが、赤字続きになってしまうので価格破壊を起こすことはできないという事情もあるようです。
予約を多く見込める時期などには価格を上げる、或いは予約が少ない時にはぎりぎりまで価格を下げて空席状況と売り上げ(利益)とのバランスを保っているのが現状と理解しています。
クラスの中のランク分けの意味は
飛行機には一般的に理解できるエコノミークラス、ビジネスクラス、ファーストクラスと言ったクラス分けがり価格およびサービス内容、購入条件などが大きく異なっていることはご存じのとおりです。
例えばエコノミークラスの中にも2~3くらいのランク分けがあります。
ビジネスクラスと言われるクラスにも価格ランク分けは設定されているようです。
航空会社によって価格や種類・呼び方の違いなどはありますが、各社同様のシステムを採用しているようです。
何故一つのクラスの中に細分化したランク付けがされているのか・・・・・
これも収益のバランスのためエコノミークラスの中にも価格や条件の異なるランクの枠を設け、最安値の枠が売り切れた時にはその上のランクからのみ購入可能、更にその枠が売り切れた時にはその上の枠しか購入できないという仕組みが設定されています。
安値ランクの枠が売り切れた時状況によっては価格の高いランク枠の航空券を開放して、安値ランク枠として販売すると言った特別な対応を図ることも稀に見られるようです。
但し航空会社の判断によって行われるものでありあまり期待はできないようです。
出典:Skyscanner (URL:なぜ航空券の価格は変動するの?価格決定のメカニズムを解明 | スカイスキャナー (skyscanner.jp))2024/08/26閲覧
週末料金ってなんだろう
経験的に週末や連続休暇の場合などには飛行機のチケットが高くなるという印象があるかと・・・・
週末や休暇を狙って出発されるお客さんが、平日より多くなることで、安値ランク枠のチケットが早く売り切れてしまう事から、価格の高いランク枠のチケットを購入せざるを得なくなるのが一つの要因です。
更に飛行機のチケットのシステムに週末料金というものがあるようで、金、土、日等のフライトに上乗せしているケースが多いようです。
航空会社によって加算料金や曜日などに違いはあるものの、おおむね類似のシステムがあり、往復の場合行きと帰り双方に上乗せとなり、割高になります。
従って飛行機代を極力低価格で購入したいと考えるならば、平日出発を選択肢に入れて検討されることをお勧めします。
価格ランク枠の違いで何が違うの
エコノミークラスであれば座る座席はエコノミークラスであり、搭乗後の待遇はエコノミークラスそのものなので何も変わりません。
機内食やドリンクサービスなど価格ランク枠による違いは無いのです。
価格ランクの差は主に予約(購入)条件や待遇の差として現れます。
・予約の取り消しの可否
・ラウンジの利用可否
・払い戻しの可否 など
一般的に、最安値のランクでは予約のキャンセルができない、払い戻しやラウンジの利用(有料、無料等)も使えないということになります。
この辺は実際の航空券を探す際に気にすべきところであり、航空会社や検索サービス会社などのホームページを調べたり、問い合わせることをおすすめします。
最安航空券を探すポイント
購入時期の違いによる安値販売の目安
国際線の主要路線では航空券はフライトの11か月前頃から予約を受け付けています。
但し早ければ早いほど価格が下がるというものでもないようです。
一般的にはフライトの2~3か月前くらいの予約が多くなる傾向があり、航空各社ではそのころを見込んで早期予約割引などの販売キャンペーンを打つことが多いようで、格安航空券検索サイトや航空各社のサイトなど注意深く確認しておくことが必要です。
出発日を固定しない方が最安値を狙いやすい
予約の時期や曜日、予約状況などにより飛行機のチケットの価格は変動することは説明してきたとおりです。
平日でも出発日の設定が可能であれば、より可能性の高い平日の最安値を狙いやすくなるはずです。
又週末しか出発日を設定できるチャンスが無ければ、ほかの週末も狙えるような準備をすることで週末という条件の中での最安値を入手できる可能性が高くなります。
価格変動の中での最安値を狙いすぎるのは危険
航空券は先に説明の通り早すぎても極端に安くなるわけではありません。
しかしながら出発日近くに売れ残った空席分を販売するために安くなるのではないかとの考え方もあります。
前述の通り多くは価格帯などの条件付けでランク分けをしており、一般的には最安値のランクが売り切れると価格の高いランクへと移行していく事になります。
従って出発日ぎりぎりまで待って購入しようとしたらより高い価格になっていたということはよくある話ですので注意が必要です。
あまりに狙いすぎたために結果として高い価格の航空券を買わなければならなくなることも稀にあります。
こまめに検索サイトをチェックしながら納得感のある所で妥協することも必要になります。
格安航空券検索のツール
格安航空券の比較検索サイトはたくさんありますが、個人的に自分の思いが検索条件に入れやすく気にいっている「スカイスキャナー」をご紹介します。
全ての場所から探す
旅行先が決まっているわけではないが海外に行ってみたいというケースではスカイスキャナーのサイトにある検索条件設定画面から目的地に「すべての場所」を選択して出発日、帰国日を入力すれば、世界各国の空港への最安概算価格(過去8日間に検出された)を表示させることができます。
予算や日程条件などとにらめっこしながら行ってみたい場所を探すと言った賢い探し方もできてしまいます。
希望日がはっきりしていない場合に月単位での最安概算価格の動きを見ることも可能です。
また出発日、帰国日がある程度決まっているのであれば各航空会社のフライトがすべて表示され、航空会社間の価格や飛行時間、乗り継ぎ回数などの情報が一目で確認できます。
各社のフライト情報を比較しながら最安値を選んだり、乗り継ぎ回数の少ない便や飛行時間の短いものを探すということが簡単にできます。
これは可能な限り条件のいい航空券をお探しのあなたにとってメリットになるはずです。
目的地指定で探す
目的地が決まっている場合には検索窓に出発地、目的地、出発日、帰国日を入力して検索することで目的地への航空各社別のフライト情報を見ることができます。
フライト情報には明示される項目
- 出発空港/出発時刻
- 到着空港/到着時刻
- 経由地(乗り換え便の場合)
- 所要時間
- 便名
- 運航会社
- 価格(燃油サーチャージ、税金を含めた大人一人の金額)
出典:Skyscanner(URL:スカイスキャナーによる東京からサンディエゴまでの格安航空券 (skyscanner.jp))
また出発日や帰国日が明確でない場合でも、月単位での最安値の概算(過去8日間で検出されたもの)価格を確認することができるのでイメージがしやすいでしょう。
予算から探す
予算がある程度決まっているという場合には、すべての場所検索や目的地検索同様に出発地、到着地ほかの必要項目を入力し、表示されたフライト情報から予算に見合ったフライトを選択することが可能です。
又これらの検索結果には近隣のホテル情報一覧やレンタカー情報も表示されるので、トータル的に費用のイメージがしやすくなります。
但しスカイスキャナーは航空券やホテル、レンタカーなどの価格や諸条件など一括で比較するためのサイトなので直接航空券の販売はしていません。
表示された一覧の中から選択したフライト情報の選ぶボタンをクリックすることでリンク先の航空会社または代理店に接続され、航空券購入の手続きや相談をすることができます。
スカイスキャナーは世界の多くの航空会社、旅行代理店などの取り扱い数を誇る検索サイトでアンドロイドやスマートフォンのアプリでもパソコンからでも利用可能です。
これら背景から比較検索も瞬時に可能で時間、お金の節約になる点はあなたにとって大きなメリットと言えるでしょう。
出展:【保存版】スカイスキャナーを使い倒す!7つのワザ | スカイスキャナー (skyscanner.jp))
まとめ
航空券の価格は予約時期や空席の状況など多くの要素によって日々変動しています。
なぜならば航空券の場合はほかの公共交通機関のように利用のための価格は固定になっておらず、多くの要素のよって変動する価格設定が用いられているためです。
従ってこれらの変動要素や条件などをより理解することで、より良い条件およびより良い価格の航空券を探し出すことも可能になってくるといえるのです。
スカイスキャナーのような検索サイトのツールを使いこなすことによって、可能な限り自分の欲求を満足させてくれる航空券に出会うことが可能になるはずです。
最後まで読んで頂きありがとうございます。