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アマゾン川合流点!茶褐色と黒褐色が交わらない水流の不思議

(amazon-river-manaus-confluence)

あなたは自然が造るラテアートのような不思議な景色をご存じだろうか

ブラジルマナウス流域のジャングル地帯を流れる大河アマゾン川でこの景色を見ることができます。

アマゾン川はコロンビアに源流を持つネグロ川とペルーに源流を持つソリモエンス川とそれにつながる数えきれないほどの大小の支流から成り立っており、その総称としてアマゾン川と呼ばれています。

そのネグロ川とソリモエンス川はマナウス流域で合流していますが、その合流点で黒褐色のネグロ川と茶褐色のソリモエンス川の水流はまじりあうことがないのです。

この2本の水流は交じり合うことなく数キロメートル~長い時では10キロメートルほどになるということで観光スポットになっています。

初めて目にしたとき自然現象の不思議さ、偉大さに感動を覚えることでしょう。

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アマゾン川の概要

アマゾン川について概略を紹介しましたが、ここではもう少し詳しく触れてみましょう。

アマゾン川とはコロンビアに源流を持つネグロ川とペルーのアンデス山脈を源流とするソリモエンス川からなり、それらにつながる大小の支流から構成されブラジル北部のアマゾンジャングルを流れ大西洋に注ぐ全長約6400kmと言われる大河です。

因みにソリモエンス川という呼び名はブラジルで呼ばれており、ブラジル以前では別の名前で呼ばれているようです。

一方最大の支流としてのネグロ川はコロンビアを源流としてブラジルに流れ込み、河口から約1500kmさかのぼったマナウスの近くでソリモエンス川と合流しています。

このアマゾン川は雨季と乾季での水位の高低差が激しく、マナウスのあたりでも最大18メートルくらいの水位の差が発生します。

従って雨季には3~5kmほどもある川幅いっぱいになり、高さ10mもある堤防も超えてしまうほどです。
日本の大型客船「飛鳥」も雨季の時期にマナウスに寄港したことがありました。

しかしながら乾季には川岸から200mもの砂浜が出現し、定期船として運航している船や小型船なども川岸につけられず、乗船客は砂浜を歩いて川岸と船の間を往復する必要が起こります。

出典元:ウィッキペディアフリー百科事典(url:アマゾン川 – Wikipedia) 2021/01/07閲覧

 

交わりあわない二つの川の特性

マナウスの近くで合流するネグロ川とソリモエンス川は、合流地点でも水流が10km以上も交わりあうことなく、流れていく景色は壮観です。

何故二つの川の水流は交わりあわないのでしょうか、それは二つの川の水質の違いや水流の速さの違いなどが関係しているようです。

ソリモエンス川

ペルーのアンデス山脈を源流として流れてくるこの川は森林と岩場を流れてくる関係で、急峻な渓谷では激しい水流によって岩石が崩れ、水流によって更に細かく砕かれて行くことにより茶褐色の色を呈すると言われています。

水質は弱アルカリ性を示し、水温が低め(約22度)で水流は早いと言われています。

またソリモエンス川の特徴として動植物の生命を維持する栄養分が豊富に含まれている関係で、魚類や藻の類などがとても多いとも言われています。

リオネグロ川

この川の水面が黒褐色に見えるが実際には水の色が黒いわけではなく、水中に沈んでいる植物に由来するタンニンなどの腐食酸によるものと言われています。
この要因として考えられているのがリオネグロ川の流域に数多くある小さな島が、雨季に水没するためと説明されています。

因みに名前のネグロとはポルトガル語で黒、リオは川を意味し、黒い川ということでリオネグロと呼ばれています。

ネグロ川の水質は弱酸性傾向で水中の栄養分は少ないと言われ、魚類も400種程度で少ないようですが、個性的な魚が多いと説明されています。
水温はやや高めの27~8度程度で、水流はソリモエンス川の半分程度の速さでゆったり流れる大河のイメージです。

交わらない水流を小舟の上からまじかで体感できるアクティビティがツアーにも組み込まれていることが多く、観光客はしばしば訪れて一様に驚嘆しています。

まさに自然の大きなラテアートと言ったところでしょうか。

アマゾン川合流2

 

オオオニバスの世界

マナウス市の近郊にはオオオニバスの生育を見ることができる流域が存在します。

実物は想像を超えて大きく、確かに人が乗っても沈まないほどのものまでたくさん見ることができます。
参加したツアーの最中に小学高学年くらいの子供を中程度のオオオニバスに乗せていましたが、全く問題なく浮いていました。

ガイドの説明では大きなもの(直径2~3m)の物なら大人が乗っても全く問題ないという話でした。

又花も大輪でピンクの美しい花をつけます。

開花時期は8月~11月で1日又は2日に亘り夜開花します。

朝や夕方には開化途中の花を見ることができます。

オオオニバスの絶景もあなたに癒しと感動をくれるはずです。

オオオニバスの群生

 

 

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まとめ

アマゾンジャングル流域を流れるソリモエンス川とネグロ川の合流について紹介してきました。

マナウス市の近郊に流れ込む二つの川は合流するにもかかわらず、その水流は特性の違いから数キロメートルから十数キロメートルもの長い間まじりあうことなく流れていくという自然がつくる不思議な絶景を見せてくれています。

広大なアマゾン川の流域にはオオオニバスをはじめとする植物や多くの魚類、多くの絶景が存在しており偉大なる感動を与え続けています。

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最後まで読んで頂きありがとうございます。

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