飛行機の乗り継ぎはゆとりをもって!ベストなフライトを検索しよう

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    はじめに

    コロナ禍の現状では、なかなか海外旅行を考えることも難しいですが、コロナワクチンの接種が多くの国で進んでいる現実があり、近い将来には経済対策としても、あらゆる方策を講じながら、海外旅行や国内旅行なども以前のように楽しめる現実が来るであろうと信じています。

    海外旅行を計画するには、まずはどこに行きたいのか、何をしたいのか等々候補を挙げて、ステップを踏んでいく必要がありますね。

    企画から実際の渡航までの手順や手続き、注意するポイントなどは以下のリンクから確認できますので活用して頂けたら嬉しいです。
    海外渡航前に必ず知っておくべき情報!

    海外旅行の多くは、飛行機で目的国へ渡航することが必要なわけで、あらゆる国への航空ネットワークが進んでいるのは周知のとおりです。

    しかしながらどこの国にもワンフライトで行けるとは限りません。
    航空便を2便以上乗り継いでいかなければいけない国もあり、又時間的あるいはコスト面等の都合で直行便を利用できない為に、止む無く乗り継ぎ便を利用するなどの状況も発生します。

    乗り継ぎ便をうまく活用して、いちどの海外旅行で目的地以外のプチ観光に乗り継ぎの時間を充てると言った楽しみ方もできます。

    飛行機の乗り継ぎで失敗しない為のリスク管理や、乗り継ぎを前向きに楽しく過ごすためのノウハウをゲットできます。

     

    飛行機を利用するために考えること

    目的の国に渡航するためには、飛行機の利用は必要不可欠のものですが、普段乗り慣れない乗り物であるということが実際に利用するとなると身構えてしまうと言った経験もよく聞きます。

    フライトの種類

    直行便

    その名の通り、渡航先の空港までワンフライト(一つの便でのみ結ばれるフライト)で、出発地から到着地の間で乗り換えは発生しません。

    <メリット>

    • 乗り継ぎの為のわずらわしさが無い
    • 時間的に最短で渡航先に到着できる

    <デメリット>

    • 比較的価格が高い

    経由便

    直行便と同じく出発空港から到着空港まで同一の便名(フライト)ですが、飛行距離の問題や新たな乗客の取り込みなど航空会社の都合で途中の空港に寄港して目的地に向かうフライトがあります。
    便名は同じですが、機材や乗務員(クルー)が入れ替わる場合もあります。

    <メリット>

    • 中継空港で飛行機を降りて、2時間程度待つことになるので、一時機内環境から解放され息抜きタイムができる
    • 同一の空港会社によるフライトなので、中継空港への到着が遅れた場合にも、心配なく接続され目的地に向かうことができる
    • 預けた荷物はそのままで、荷物を載せ替えるなどの心配が要らない場合がほとんど

    <デメリット>

    • 直行便に比べ、目的地までの時間が長くなる
    • 中継空港で空港外に出ることができない

    乗り継ぎ便

    出発空港と目的の空港の間に、中継空港を経由するのは同じですが、乗り継ぎの場合は全く異なる便名を使うことになります。

    出発空港から中継空港までのフライトと目的の空港までのフライトが同じ航空会社で異なる便名を利用することもあるし、又は中継空港から目的地までは全く別の航空会社のフライトを利用する方法もあります。

    <メリット>

    • 渡航費用を低価格に抑えることができる
    • 乗り継ぎ時間を十分にとると、中継空港のある都市で観光なども可能になる
      (僕はブラジルサンパウロに渡航する際、アリタリア航空で8時間以上の乗り継ぎ時間のあるフライトを選び、ローマ市内の観光を
      楽しんだ経験があります)
      フライトによっては20時間近くの乗り継ぎ時間があるものもあります。また自由にフライトを組むことも可能になります。
    • 中継空港での乗り継ぎ時間を使ってリラックスすることができる
    • フライト時間が長くなることで、マイルが溜まりやすくなる

    <デメリット>

    • 目的地までの時間がかかる(フライト時間が長くなる)
    • 入国手続きや出国手続き等乗り継ぎの煩わしさがある
    • 預けた荷物を中継空港で取り出して、再度次の便に載せ替える必要がある
    • 最初の便が万が一遅れた場合など、乗り継ぎ便に接続できないリスクがある(乗り継ぎ時間の設定にはある程度の余裕が必要で、空港の大きさにも関係するが一般的には約80分くらいの時間は最低必要と言われています)
    • 接続できなかった場合の宿泊等の補償は、同一航空会社で予約時に同時申し込みの場合、食事券やホテルなどの補償がされるようです。
      別々の航空会社等の航空券を購入して乗り継ぎ便としている場合には、補償されない場合がほとんどのようです。

     

    乗り継ぎ便利用時に注意する事

    メリット・デメリットでも一部触れていますが、乗り継ぎ便は価格が安いなどのメリットがあるものの、注意すべき点も多いので、特に海外旅行が初めてという方や言葉に不安のある方は出来るだけ直行便を利用されるのが望ましいでしょう。

    但し乗り継ぎ便には、乗り継ぎの時間を利用した中継都市での観光など、海外旅行をより楽しむ為のヒントなども多く、例え初めての海外旅行などであっても、正しい情報収集を行い十分な事前準備をしておけば、乗り継ぎの楽しさを享受することができるでしょう。

    • 乗り継ぎの便を利用する場合には、出来るだけ乗り継ぎ時間の長いものを選ぶことが望ましいでしょう
      (最初のフライトが遅延した場合の保険と中継都市での観光等楽しめる時間を確保するため)
    • 乗り継ぎ便を利用する場合、預け荷物を最終目的地で受け取れるサービス(預け荷物のスルーチェックインサービス)があるかどうかを確認しましょう。
      このサービスがあれば、中継する空港で預けた荷物を取り出す必要がなく、機内持ち込み荷物と自分自身だけが乗り継ぎをすればよいことになり、煩わしさを減らすことができます。
    • 乗り継ぎ便の場合、中継の空港で入国手続きを行い、改めて出国手続きの後別のフライトに搭乗する場合が殆どで、チケットやパスポート、ビザなど準備が必要、慌てないように整理をしておく必要があります。
      国によっては入国を必要とせず、空港内で出発を待つことができる場合もありますが、多くは入国、再出国となるようです。
      空港内で待つ場合には、免税店でのショッピングや、空港ラウンジで休息を取る等、空港内であっても選択肢は広がります。
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    • 乗り継ぎの場合、中継の空港到着後、入国手続きの後で次のフライトがどのターミナルで、何番の搭乗口になるのかを必ずチェックしておきましょう。
      フライト情報は通路やロビー或いはレストラン内やラウンジ内等、多くの場所にモニターが設置されており、逐一出発便(Departures)及び到着便(Arrivals)のフライト情報がモニター上に表示されています。
      この情報の一覧の中から自身のフライト番号(航空会社)を探し、ターミナル番号やゲート(搭乗口)番号、時間などを常に確認するようにしましょう。
      displyターミナルが別の建屋だったり、予定されていたターミナルから変更されたり、ゲート番号や出発時間が変更になるケースも多々ありますので、注意が必要です。
    • 乗り継ぎ便のチケットの発行場所も事前に確認しておきましょう。
      同一航空会社の乗り継ぎ便であれば、出発空港での搭乗手続きの際に、乗り継ぎ便のチケットも渡されますが、異なる航空会社の場合には最初の搭乗手続きの際に、途中の乗り継ぎがあることを伝え、チケットの受け取り出来る場所を確認しておきましょう。
      (旅行代理店を利用の場合には、乗り継ぎ便が異なる航空会社でも、すべてのチケットを一括で準備してくれるようです)
    • 航空会社の原因で乗り継ぎ便に乗れなかったような場合には、ほとんどの場合航空会社が、別便や宿泊の手配に応じてくれるようですが、個人的な原因で乗り遅れたような場合には、ほとんど対応してもらえません。
      購入しているチケットの種類にもよりますので、チケット発見の航空会社又は旅行代理店に確認が必要です。
    • 乗り継ぎ便の場合、預けた荷物が到着空港で受け取れずに行方不明になるケースがあります。
      万が一到着空港で荷物が紛失していたら、搭乗の航空会社のインフォメーションセンターもしくは地上スタッフに申し出て、確認をしてもらう必要があります。
      多くの場合、途中の空港で積み間違いや積み残しの為に紛失するケースで、1-2日の内に指定場所(例えば指定のホテル等)に届けてくれます。
      又最低限の下着や衣類などの補償費用を出してくれる場合が多いようです。

     

    あとがき

    海外旅行に飛行機の移動は無くてはならないものですが、飛行形態の種類や飛行ルートなどにより、時間や費用に大きな差が発生します。

    今回飛行形態のちがいによる直行便、経由便、乗り継ぎ便の3種類について、メリット・デメリットを書いてみましたが、大きくは時間と費用に大きく影響してくるものになります。

    直行便はその名の通り出発都市から目的地までを直結した飛行ルートで飛ぶことで、最短時間で尚且つ乗り換え等の煩わしさはありませんが費用が高くなる傾向にあり、一方乗り継ぎ便では費用を抑えられるが、目的地までの飛行時間は長くなり、又中継空港での乗り継ぎと言った煩わしさが増えることは否めません。

    従って海外旅行に慣れていない方や現地の言葉や英語に自信のない方などにはあまりお勧めできないかもしれません。

    しかしながら乗り継ぎ便には、目的地以外の国や都市でのプチ観光等、十分な準備をして臨むことで直行便では味わうことのできない楽しみ方を得られる場合もあるのです。

    直行便だけでなく、乗り継ぎ便を積極的に活用することで味わえる旅の面白さも実感してみようではありませんか。

     

     

    最後まで読んで頂きありがとうございます。

    海外渡航前に絶対知っておくべき情報!

     

    kirari1184

    kirari1184

    Hajime no tabi Blogにアクセス頂きましてありがとうございます。現役を卒業した僕が、現役時代の海外渡航経験を基に、これから海外にチャレンジしようという海外初心者の方に向けて、海外関連情報を発信しています。海外に興味を持っておられるあなたに是非読んで頂けたらと願っています。

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