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恐怖体験から学ぶ、海外でのハプニングを回避する方法
こんにちは tabizukihajimeです。
この記事では「mysterious experiences traveling abroad:恐怖体験から学ぶ、海外でのハプニングを回避する方法」に関し実際に海外で体験した事例に基づき不安の解消法を紹介しています。
海外は治安が悪く安心して楽しむことができないと考えておられる方が多いと考えます。
これはある意味間違いではなく、特に日本を基準に考えるとどうしてもテロ事件や紛争あるいは薬物事件などと海外の治安の悪さは目立ってしまいます。
なぜならばもともと海外は怖いところ、日本と比べて治安が不安定などの予備知識が浸透しているからにほかなりません。
僕も海外に出かけた初期のころには心配ばかりが大きくなって不安の塊のようだったことを思い出します。
不安の大きさ=わからないことの多さ
ちょっとしたヒント程度であっても、事前に知識の中に刷り込まれていればいざ遭遇してしまった時にも慌てずに考えることができるものです。
ここにあげた9つの体験事例はどこででも遭遇しそうなことがらですが、予備知識として理解できているといざというときの一助に活用頂けると信じています。
海外は治安が悪く安心して楽しめないと思っているあなたに、思いがけない感動や安心・安全な旅のヒントがあることも知っていただけるでしょう。
海外旅行の不思議体験・恐怖体験:事例から学ぶ不安の解消法
世界の中には僕たち日本人の感覚では考えられないような不思議な体験や恐怖体験に遭遇することがあります。
また時には信じられないほどの高熱に見舞われるほどの病気にかかってしまうことも珍しくありません。
僕の場合には夜間の交差点で一時停止した際ピストルを持った強盗に金銭を要求されたり、汗も出ないほどの高熱が続くような病気にかかってしまった体験もありました。
しかしながらどのような状況に遭遇しても似たような事例の予備知識があれば危機的な状況は回避できると信じています。
だからこそ実際の体験事例から学べることは多く予備知識として理解しておく必要があるのです。
出典:一般社団法人 海外邦人安全協会「海外安全お役立ち情報・・旅先のトラブル事例と対策」2024/09/06閲覧
①シンガポール
・空港でタクシーをピックアップし繁華街のオーチャード通りまでとお願いしたら走行途中で何となく方向が違うような感じがしたがもう少し様子を見るつもりでいました。まもなくしてタクシーが到着したのはある土産店の前、オーチャード通りとは異なる地区の店に客を運びリベートを得ているということがわかりました。
⇒目的地と違うとクレームしてすぐに目的地まで行ってもらいました、きっぱりと断ることが大事です。
以前の事例で最近は規制が厳しく改善されていると聞きますが、注意をすることは必要ですね。
・オーチャード通りに時計などの偽ブランド品を並べて、「偽物あるよ」と声かけながら売ってたのをよく見ました、日本に持ち込むと罰せられますよ。
近年シンガポールの規制が厳しくなりましたのでなくなったようですが、常に注意は必要です。
⇒シンガポールの規制では売った側も買った側も罪になるので、万が一勧められても買わないようにしましょう。
②マレーシア
・突然の発疹に見舞われ熱も出て体中に倦怠感を感じてとてもつらい病気体験をしました。
⇒近くの薬局に出向いたが中華系の店のため双方の言葉がうまく通じず、筆談で抗生物質と書いて購入し飲んだところその日のうちに治まって事なきを得ました。
医者に行っていないので原因は不明のままでしたが、緊急の時には手段を選ばず何とか伝えたいという強い気持ちを表すことで言葉の壁も何とかなります。
近年では翻訳機やスマートフォンなどもあり翻訳可能ですが、万が一環境がない場合などに備えておきましょう。
③トルコ
・イズミール市内から空港へ IZBAN(電車)で移動中に一人の日本人男性と出会いあいさつ程度の言葉を交わしながら空港に到着、その後搭乗ロビーで時間待ちをしていると
当局の係官が突然やってきて「日本人と主張している一人の搭乗者が、本当に日本人かどうか確認してほしい」との打診を受けました。
⇒事情を聴き一度は断るも重ねて要請してくるので、当方素人なので確約はできないが話をしてみるのであとは判断してほしいと付け加え男性の元に向かいました。
実は先ほどIZBANの中であいさつを交わした日本人の男性だったのですが、当局から要請を受けてる旨の事情を説明し出身地や経歴などを簡単に伺い方言や言葉の正確性など から間違いなく日本の方だと思うと伝えました。
結果としてその方も搭乗することができたのですが不思議な体験でした。
搭乗のファイナルコールが過ぎても確認の時間がかかっていたため、当方の搭乗は機体の下側から梯子で登るという裏技の搭乗となりこれも初体験の事でした。
⇒このような体験は極めて稀なことでありましたが、もし遭遇することがあればまた協力するしかないでしょう。
④イギリス
・2月にウエールズ地方レクサムに仕事で出向いた際、昼食を取ろうと同行者と共にホテルから歩き出したが歩いてもあるいてもレストランにも喫茶店にも出会えない。
⇒冷たいみぞれの中1時間以上も歩いたが飲食店を見つけることができず、結局ホテルに戻って軽食で済ませる羽目になった苦い体験がありました。
この日は日曜日だったためで、後で日曜日にあけている店はないということを知りました。
⇒事前の調査不足でした。
海外では渡航先の生活環境や気候に加え、食事環境なども事前に調べておく必要がありますね。
日本のように週末でも夜間でも開いている店があるという環境は海外ではそう多くはないようです。
・ヒースロー空港に到着後入国審査を経てBaggage Claimに進み預け荷物をピックアップ、拾い上げたスーツケースの鍵が壊れており半開き状態になっていたのです。
⇒実はこのスーツケースが老朽化していて懸念はあったもののバンドも掛けずにそのまま使用、結果的に壊れてしまったというものでした。
急いで空港のショップでスーツケースバンドを購入し対応したという苦い経験がありました。
これも空港での荷扱いに関する知識不足が招いた結果と反省した次第です。
⇒本来ならば、荷扱いが悪いと「Lost&Found」のサービスカウンターに駆け込んでクレームすべき内容かもしれませんが、自身の不備が招いたこととクレームはできませんでした。
また問題のないスーツケースなどで壊れているなどあればサービスカウンターやスタッフに申し入れるべきですね。
貨物が出てこない場合にも「Lost&Found」などのサービスカウンターや近くのスタッフに申し出ましょう。
⑤ドイツ
・ドイツと言えばビールですが、ドイツでビールを頼むと目の前でジョッキに注いでいてもなかなか手元に届きません。
⇒ドイツの各店で使用されているコップにはビールの最終到達点のラインが刻まれていて、ビールがコップに注がれ泡が一杯になるとコップをしばらく放置し泡を自然に沈ませた後、再び注ぐということを繰り返し、ビールの高さがラインの位置に来た時に初めて客に提供されます。
僕たちのペースでは飲み終わってからの注文では間に合わないと今飲んでいるコップが半分くらいの時点で次の注文を入れてました。
日本のように強制的に泡を落として注ぐといったことはしないようです。
またこのラインに届いていないジョッキが届いたらクレームができるそうです。
⇒ここまで厳格に1杯の量を規定しているのはドイツくらいなのかもしれません。
日本を含め他国では店のコップによっても内容量にばらつきはあるでしょうね。
・ハンブルグ空港に到着後入国審査を経てBaggage Claimへと進み預け荷物を待ったが、最後の荷物が出終わっても僕の荷物が出てこない経験をしました。
他にも2~3人の方が同様に荷物がロスとしたようで、「Lost&Found」のカウンターに詰めかけていました。
確認の結果荷物は出発空港に積み残していたことが判明し、航空会社の手配したバスでホテルに送り届けてもらい規定の補償費(下着等の購入費用等)が支払われました。
⇒荷物が取れないという問題は、飛行機トラブルでは割とよく起こる問題のようです。
時には別の便に積み込まれていたりと理由はいくつかあるようですが、いずれにしても早いうちにサービスカウンターや近くのスタッフに申しでて荷物の所在を確認させることと、移動手段、ホテル等の確保を確実にしてもらう必要があります。
多くの空港で親切に対応してくれる環境がありますので安心してクレームを申し出ましょう。
⑥北米(カリフォルニア州)サンディエゴ
・市内バスに乗車した際降車を知らせるボタンが見つからずに悩んでいると、親切な隣の席の方が窓際に張られたロープを引くと知らせられると教えてくれました。
⇒今まで乗った多くのバスが降車ボタンで知らせる仕組みであったためボタンを探してしまったが、バスの前方から後方まで張られているロープをひくことで鈴を鳴らし、運転手に降車を知らせる仕組みであることがわかりました。
⇒この方式が北米全土かはわかりませんが、このような仕組みのバスがあることを認識しておけばバスの降車時不安になることも焦ることもないでしょう。
・ホームセンターに買い物に行った際に携帯電話を落としたことに気付かないままアパートに戻り、その後携帯電話がなくなっていることに気が付くという失敗をしてしまいました。
⇒どこで落としたのか見当がつかないため落とした携帯の番号に電話を掛けてみました。
すると落としたはずの携帯電話に反応があったため話を聞いてみると、店内に落ちていたので保管しておいたら電話が鳴ったので応答したとスタッフの説明、すぐに出向いて間違いなく僕の手持ちであることを証明し無事手元に戻すことができました。
⇒アメリカでも親切な人は多いことを知ることができて感激しました。
万が一紛失してしまっても簡単にあきらめずに可能な限り追跡することが必要なことを実感しました。
海外でもよい人も多いのですから。
⑦北米(アリゾナ州)フェニックス
・セドナ観光のためフェニックス空港でレンタカーを借りる交渉の際、当初TOYOTA RAV4を考えていたがレンタカーの担当者からセドナ観光をするのならもっと馬力のあるJEEPが良いと熱く勧めてきたのです。
我々はRAV4でも十分と思いつつもより大型で売り上げを挙げたいのだなとJEEP GRAND CHEROKEEの提案を受け入れ契約することにしました。
⇒結果2泊3日予定の観光初日にセドナ地内のフリーウェイ上で反対車線から飛びこんできたピックアップトラックと衝突しクラッシュ、エンジンルーム部分はほぼ運転席前まで見る影もなく潰れたのです。
但し我らドライバーほとんど無傷(軽いむち打ち程度)、助手席の僕は手首、足首骨折にはなったが内出血のみの状態で即救急車という状態になりました。
この程度で済んだのは熱く勧めてくれたレンタカー担当の熱意のお陰と感謝しました。
⇒あなたも海外に出てレンタカーに乗る機会もあるかと思いますが、時にはこのようなアクシデントに遭遇する可能性があることを十分認識しておく必要があります。
海外では特に不慮の事故に備え最低でも2~3,000万円程度の傷害保険の加入が必要になるでしょう。
救急車が来てもまず保険の有無を確認し、無い場合は運んでもらえません。
⑧南米ブラジルサンパウロ
・サンパウロのビジネス街パウリスタ通りは歩行者も多く昼夜共に賑わいがあり活気づいています。
実はこの人ごみに紛れてスリが多いのです。
⇒信号待ちで並んでいる人達の後ろについてポケットから現金を盗み取るのが手口、スリたちは信号待ちの前から目をつけているケースが多いらしい。
例えばATMから現金を引き出した後、あるいは銀行から出てきた直後などが狙われやすいのです。
常に身の回りには注意を払いいつも同じ行動にならないように注意することが必要です。
・赴任者と食事をしてホテルに送ってもらう際に、予定していた交差点を通過し次の薄暗い交差点で信号待ちをしていた時の事、赤信号の間に脇から飛び出してきた少年がピストルのグリップ部で窓を叩き金品を要求してきたのです。
⇒引き金に指はかかり震えているのがわかる状況で、冷静に用意してある日本円で1万円相当の現金と安物時計、安物携帯電話などを手渡し事なきを得ました。
ブラジルの駐在員達の間では、現金1万円相当+腕時計+携帯電話のセットを車に用意しておくことが申し送り事項になっていました。
⇒犯人たちは生活に困って犯しているケースがほとんどなので、素直に金品を渡してあげると離れます。
(ほとんど赤信号で停車の短い時間での犯行)
逆に威嚇したり、反抗したりすると直感的に引き金を引いてしまう可能性が高い為、万が一遭遇してしまったときには絶対反抗するようなことの無いようにしましょう。
(旅行者でも保険として1万円相当の現金+携帯電話+腕時計を用意しておくのが良いでしょう)
⑨南米ブラジルマナウス
・マナウス赴任時代休日に市内を車で走っていた時、信号待ちで歩道にいた人が市内の警察署まで載せていってほしいと頼んできたのです。
⇒話を聞くと自分は警察官で、これからすぐに警察署に出向かなければならないので乗せてほしいということでした。
そういうことならばと僕も信用して乗せてあげることにしたのです。
実は前日に違反切符を切られていて助手席に置かれたままになっていたその違反切符を見るなり、「俺に任せておけ」と違反切符を持ったまま署内に入っていったのです。
待つ事おおよそ5分くらいで彼は警察署から出てきて、違反切符の件は処理が済んだ。
「ありがとう」と言い残して再び警察署に入っていったのです。
⇒ブラジルにも親切な人は多いということを知り改めて感動しました。
自分が信用すれば相手も応えてくれる可能性が高いことを身をもって知ることが出来ました。
いつでもこのように行くはずはないので慎重にならざるを得ないですが、気持ちは前向きで行きましょう。
mysterious experiences traveling abroad:まとめ
日本人の多くの方が海外は治安が悪く安心して楽しめないと考えておられるでしょうか
僕も海外に好奇心は持っていたものの、いざ渡航するとなったときには不安の塊のように心配になったものでした。
やはり僕自身海外についてわからないことがたくさんありました。
近年インターネットの普及で海外の危険情報など入手できる環境は整備されてきましたが、まだまだ海外のテロや紛争、薬物事件や強盗など多くあるのも事実です。
万が一トラブルに遭遇しても慌てずに対処するには出来るだけ多くの事例を知識として持っておくことでいざという時の引き出しが多くなります。
一人で悩むことなく身近なサービスカウンタースタッフ、周りの人などに声をかけて協力要請することはとても大事なことです。
例え言葉の壁があったとしても真剣さは届くものです。
言葉でうまく伝えられなくても熱意とボデーランゲージで想いは伝わるものです。
多くの事例を参考にして知識を蓄えておくことが、いざというときの不安の解消に大いに役立つはずです。
最後までお読みいただきましてありがとうございます。