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長時間フライトでも疲労軽減!効果的な3つの準備と実践のアイディア
こんにちは tabizukihajimeです。
この記事は「In-flight comfort techniques:長時間フライトでも疲労軽減!効果的な3つの準備と実践のアイディア」に関して紹介しています。
海外旅行には長時間のフライトはつきものです。
フライトの拘束時間は2-3時間程度から24時間以上拘束されてしまうフライトもあり、ストレスを受けない環境を構築することがとても大切です。
なぜならばたとえ短時間のフライトであっても機内で快適に過ごせなければストレスを抱えることになり現地到着してからの疲労感が違います。
僕はマレーシアに業務出張の際慣れないこともあり座席も3人掛けの真ん中を取ってしまい、また機内持ち込み荷物の中にラフな服装を入れておかなかった失敗をしてしまいました。
結果は案の3人掛けの中央ということである種の自由が束縛されずっとストレスをためてしまったのです。
併せてラフな服装を用意していなかったためYシャツや寒さを感じてもジャケットしかなくてこれもまたストレスの原因になってしまいました。
この反省から次の出張時には座席の選定も早めに自分好みの2人掛けの通路側を予約、機内でくつろげるようにラフな服装を用意したのです。
結果は前回のマレーシアよりも長距離でしたが、ストレスを強く感じることもなく到着後の疲労感はとても少なかった印象があります。
だから飛行機の予約時の座席選定には相当気を使って決めています。
機内の快適な環境を構築するためには座席選定のみならず、グッズなども賢く使うことが大切です。
長時間のフライトでも快適に過ごすコツそれはズバリ!事前の準備です。
この記事はこのような人におすすめ!
- 長時間のフライトでも疲れにくいテクニックを知りたい
- 機内快適グッズの主なものを知りたい
- 機内の快適空間を構築するために事前に準備するものを知りたい
心地よい快適空間を最大限に引き出す3つのアイディア
近距離の飛行ならば、空港に駆け込んで3~4時間我慢していれば渡航先に着いてしまいますからそう悩むこともすくないかもしれません。
しかしながら、10時間以上も飛び続けているような長時間のフライトではそうはいきません。
まずは計画段階から機内の快適性について考えておくべきヒントを紹介します。
①航空券購入の際に考えること
まずは海外旅行の行先を決定しますがその行先に対してどの航空会社を選ぶかということも快適なフライトを手に入れるためのポイントになります。
例えば南米大陸(ブラジルなど)への旅行を計画したとしましょう。
日本から見れば南米は地球の裏側、すなわち飛行ルートは、北米周りでも、欧州周りでもさほど大きな差を感じることなくフライトを楽しむことができます。
この飛行ルートによる特徴の違いを整理してみます。
いずれにしても日本から南米まで無給油のフライトは、現実的に無理なのでどこかを経由し南米大陸まで飛ぶことになります。
このように幾つかのフライトコースがある場合どのコース・航空会社が一番負担が少ないかを見極めることはとても必要なこと。
・乗り継ぎの手続きの簡便さ
・飛行時間の違いによる負担状況
などの条件の違いを検討し、ベストな選択が求められます。
以下は個人的な経験から得たルートの違いによるメリット・デメリットを整理しています。
・メリット | ・デメリット | |
北米経由のルート | ・発着便が多く、比較的安価な航空便をゲットしやすい ・ワンワールド、スターアライアンスなどの加盟航空会社が多く、サービスを受けやすい。 ・わずかではあるが、飛行時間は他よりやや短い。 |
・乗り継ぎではあるが、北米では預け荷物は自動的に移されず、一度取り出して再度預け、入出国審査も受けなければならない。 ・乗り継ぎと言えども、一度アメリカ入国となるのでESTA(渡航電子認証システム)の認証もしくは査証(ビザ)の取得が必要になる。(申請忘れに要注意) |
欧州経由のルート | ・欧州各国からブラジルなど南米への直行便でつながっていて利便性が高い。 ・スターアライアンスやワンワールド加盟の航空会社もあり提携サービスも受けられる。 ・入国審査が不要であったり、簡便的であったりと手続きの待ち時間が短い。 |
・日本~欧州各国のフライト、及び欧州各国~南米へのフライトなど、いろいろ調べてベストを探し出す必要がある。 ・日本より欧州各国への到着時間に差があり 午前中に到着する便も多い。 (乗り継ぎ時間をうまく調整することで、ツアーバスによる市内観光を楽しむなども可能になり、癒し効果も得られる) |
中近東経由ルート | ・近年人気が高く、注目されているのがエミレーツ航空やカタール航空などの中近東諸国を経由するもの。 ・乗り継ぎには入国審査もなく、荷物も自動的に載せ替えられるので煩わしさがない。 ・機体も空港も新しいのが多く、ラウンジやエンターティメントも充実しているようです。 |
・北米経由や欧州経由に比べ、3~4時間程度余計にフライト時間がかかる。 |
※他の地域への飛行ルートにも多くの選択肢があり、ベストなルートを選ぶことは快適性にも少なからず良い影響を与えます。
ツアーなどの場合、なかなか飛行ルートなど自由に選ぶことが難しい場合もありますが、知識として持っておいてツアー選択などの際の参考に活用頂きたい、又実際の選定にあたっては最新の情報を精査頂きたい。
②飛行機の快適さを左右するのは、ズバリ「座席の選定」
航空券を購入した時点でほとんどの場合事前に座席の指定ができます。
航空券を予約・購入する場合には、自分の好みに合った座席や比較的行動の自由が制限されにくい座席を指定しておくことが快適フライトの第一歩です。
ここで問題となるのは「どの座席が一番良いのか」ということになります。
この場合、結論から言えばやはり「自分の好み」です。
これまで多くの海外出張を経験してきた僕の独断と偏見で整理してみました。
ポイントは、
・フライトの予約は可能な限り早く
・座席の指定もできるだけ早く
何故なら早いほど好みの座席を確保しやすいからです。
・メリット | ・デメリット | |
後方 (エコノミー) |
・エコノミークラスの搭乗順位は後方の座席からになるので、収納棚が確保しやすい。 ・最も後方の座席は後ろが壁なので、後ろの客を気にせずリクライニングできる。 ・エコノミーのほとんどの座席が窓側3列の機体でも、後方は2列の座席がいくつかあるので、その座席ではより開放感が得られやすい。 ・トイレや厨房(ギャレー)に近いので、利用しやすい。 ・主翼より離れているため、窓からの眺めがよく、写真撮るにも条件が良い。 |
・機体後部になるほどエンジン音が若干大きくなる。 ・飛行機の性質上、後方に行くほど機体の揺れが大きくなる傾向がある。 ・降機の際には、一般的に前方からとなるため、飛行機を降りるのが遅くなり、入国審査等の待ち時間が長くなりやすい (但し荷物が出てくるまでに時間がかかる場合があり、降機の順番が入国審査の順番とならないケースも多い) |
前方 (エコノミー) |
・機体の中央部付近に近づくため、比較的揺れが少なく、後方よりは快適度が上がる。 ・非常口傍や、中央最前列は座席の前が広く空いているため、座席を離れる場合に自分のペースで動ける。 (非常口傍の場合には、有事の際の手伝いを求められるようです。) |
・主翼の周辺になるので、エンジン音が大きめになる。 ・主翼の周辺になるので、例え窓側であっても窓からの景色は期待できない。 ・最前列の座席では、自由に席を立てる自由さがある反面、足元に荷物の置き場所が確保できない。 ・最前列の座席では正面を見ているとき、壁を見ることになる。 |
窓側 | ・窓からの景色を楽しむことができる。 (但し機体中央周辺では、主翼が邪魔になりあまり期待できない) ・窓側の壁にもたれて眠ることができる。 ・隣の人に安眠を妨げられる心配がない。 |
・壁を伝って空気が流れるので他の席より若干寒い ・収納棚の荷物取り出しやトイレの際、隣の席に声掛け必要で、席を立つタイミングに気を遣う。 |
通路側 | ・窓側に比べ、通路のスペース分窮屈さを感じない。(特に大柄の方には良い) ・席を立つときにも、自分のペースで出来るので、トイレや飲み物等自由度は高くなる。 |
・窓側や内側の席の人が、席を立つとき通してあげる必要があり、又寝てる間に起こされる心配もある。 |
※座席指定を検討する場合一般的には航空会社のサイトに選択画面が用意されています。
出典:いろいろな機体の違いによる座席構成等、航空会社各社の便の座席情報を簡単に知ることができるサイトがあり便利。
Seatexpert(url:http://seatexpert.com/)
実は機内の空席が多い時のみ使えるエコノミークラス特有のベストシートがあります。
3人~4人分のエコノミークラス席のひじ掛けを収納し長椅子として使えるので、体を伸ばしてリラックスすることができるのです。
(僕は一度ジャンボ機で遭遇、飲み物や軽食などもたくさん提供されてとても貴重な体験をしました)
③機内搭乗前~搭乗後の心構え
- 搭乗を待つ間の空港では、早めにチェックインの手続きや土産物などの購入を済ませゆったりとした気分で過ごしましょう
- 搭乗1時間前くらいには搭乗時刻や搭乗ゲートのアナウンスがあるのでセキュリティ検査、出国審査を済ませた後、出発ゲート近くのロビーで搭乗開始案内をまちます
この時にはパスポートや搭乗券など必要なものが手元にあることを再確認しましょう。 - 搭乗開始案内までの時間は自分が一番ゆったりできる方法で過ごすことが望ましいのです。
例えば、
・Webチェック
・ゲーム
・瞑想
・喫茶、飲酒
・トイレは終えておくこと。
要はこの時点でバタバタすることがないように!
機内搭乗開始の案内がでたら>
- 搭乗案内に基づいて搭乗開始します。
搭乗案内は区分けされているのでアナウンスを聞き逃さないように注意が必要です - 機内に入ったら座席は確保されているので慌てずに着席、機内持ち込み荷物を頭上収納棚又は前座席下に収納します
- 着座したら安全ガイドやモニター、エンターティメント、等の説明等用意されているガイド本に目を通しましょう
- 配布されるイヤーフォーンなどを受け取り、問題ないかチェックします
(時々配布されたものが動作しないケースに遭遇します) - 機内wifiが使える場合には、その方法などフライト前に把握しておきましょう
(実際には離陸後に使用可能となります)
これら一連の確認ができたら、離陸までの間座席でリラックスして待つことになります。
落ち着かない場合には、自分で聞き慣れてる音楽を聴いたり、本を読んだりして心を落ち着かせましょう。
機内を快適に過ごすために欠かせない9つのグッズ
お気に入りの本やパソコンあるいはさまざまな健康グッズなどのなかから好みのものなど活用することによって、フライト時間中の機内を快適空間にすることもできます。
よく使われるものを中心に9つのグッズを紹介しています。
①パソコン(又はスマフォやタブレット)
機内にはエンターティメントとして映画や音楽チャンネルがあり楽しむことができます。
しかしながらパソコンやスマートフォンなどあればゲームや機内wifiによるwebサーフィンなど自分好みに楽しむことができるでしょう。
又あなたが聞き慣れたお気に入りの音楽を聴くことは、とても良いリラックス効果を与えてくれるはずです。
尚電源アダプターやSDカード等必要最低限のものもお忘れなく。
②足踏み健康器具
その名前の通り足の裏で踏むことで、足裏のツボを刺激し血行を良くしてくれるグッズです。
長い時間同じ姿勢で座り続けているとエコノミー症候群という怖い病気を誘発する恐れもあります。
足裏を刺激して気持ちよく過ごしましょう。
③パーカー
機内の温度が下がりすぎたり暖かくなってきたりと変動した時にも、着たり脱いだりが簡単にできて体温調整がし易いすぐれものです。
④スウェットパンツ
長時間のフライトを快適に過ごすためのお勧めは、スウェットパンツです。
汗を吸い取ってくれたり温度調整もしやすいうえに、ゆったりとしているので疲れにくく快適に過ごせます。
機内でゆったり快適に過ごすことができれば現地に到着後スッキリと行動できますね。
⑤マスク
機内は湿度が低めになり乾燥状態になりやすいので、マスクがあればある程度の湿気を保つことができます。
寝ているときなどは特にマスクをしておけば、マスクの保湿効果によって口内の乾燥を防ぐことができるはずです。
喉が弱い人には特におすすめです。
⑥目薬
機内でモニター画面やスマートフォン、パソコンなどの画面を長い時間みていると目が疲れます。
特に夜間状態を作るため(昼間のフライトでも)機内は暗く設定されます。
従いまして手元照明で画面や本などを見続けることは目にとって酷使状態になるのです。
あなたが目の疲れを感じたらすぐに注せるように手元に置いておくことが大切ですね。
⑦文庫本等
お気に入りの文庫本やクイズ本等、自分がいつも楽しめているお気に入りがあれば手持ちすることをお勧めします。
因みに僕は4字熟語の本やクロスワードの本を持ち込んで、時々覗いては気分転換していました。
⑧アイマスク
機内で眠りの質を上げるためには周囲の明るさを自身で調整する必要性に迫られますので準備しておくのがベターですね。
特に機内では自然な夜間という状況は作りにくく、隣の座席からの照明の光や機内照明あるいは窓からのわずかな外光など、眠りにくい環境になりやすいですから必需品と言えるでしょう。
⑨首枕
機内の座席は背もたれが意外と固く長い時間本を読んでいたり、画面を見ながらいつの間にか眠ってしまったときなど目が覚めると首が痛いということが良くありました。
やはり首を守ってくれるクッション性の強い枕が必要だとその時実感しました。
In-flight comfort techniques:まとめ
長時間のフライトでも快適に過ごすコツそれはズバリ!事前の準備です。
なぜならば、飛行機内での時間はただの移動のための時間ではないということです。
海外旅行の旅の一部なのですから快適に過ごすための環境づくりが必要になるのです。
僕の場合はやはりモバイルパソコンは常に携行していました。
時には機内のネットにつないでWebサーフィンをしたり、時にはゲームをしたり渡航先の情報を改めて確認したりと活用していました。
また文庫本も1-2冊程度持ち込み暇つぶしに軽く読んでいたことがあります。
フライトを快適に過ごす環境づくりのためには、自分の気に入っている健康器具や小物などのグッズあるいは本、ゲームなどのアミューズメントなどを準備することがおすすめとなります。
やはり機内での快適性をアップさせるテクニックは心構えも含めた事前の準備をしっかりすることが必要なことを再確認しましょう。
海外旅行の準備不安解消:5つの心配を払拭する初心者必読のガイド
最後まで読んでいただきありがとうございます。