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異文化体験に見る世界の価値観の違い7つ、視野を広げるきっかけに
こんにちは tabizukihajimeです。
この記事では「Overseas cross cultural experiences:異文化体験に見る世界の価値観の違い7つ、視野を広げるきっかけに」と題して海外で体験した感動やおどろきなど事例を挙げて紹介しています。
海外では魅力あふれる感動に出会うことがよくあります。
また一方では日本国内ではなかなか出会うことのないような危険な目にあってしまうことも多々あります。
なぜならば海外は日本に比べると文化も教育も異なる部分が多く、たとえ同じものを見ても同じ事柄にあっても同じようにならないということです。
たとえば海外のスーパーなどでよく見かける光景の一つに店内で買い物しながらの商品の食べ歩きがあります。
日本社会の中では例えどの地区、どのスーパーであっても店内に陳列してある商品を取り出して、食べながら店の中の買い物をする客はまず見ることはありません。
僕がアメリカサンディエゴに単身赴任して現地のスーパーで買い物をしているときに遭遇したのがまさにこの光景だったのです。
思わず目が点になってしまったことを今でもはっきりと覚えています。
それくらいに日本人の僕にとっては大きなカルチャーショックでした。
このように日本ではありえないことが海外では普通であったり、逆に日本人が良く行っていることが海外ではおかしなことになってしまうなどいろいろな感動やショックを受けてしまうのが海外なのです。
だから海外に出かけてみることは異文化に触れ感動や危険に触れる機会を増やすことであり、多様な価値観をはぐくむことが可能になると信じています。
多様な価値観を身に着けたグローバルな人材がこれからの日本にますます必要になるはずです。
海外に出てみたいと感じるチャンスは海外旅行のほかにも企業人としての海外出張や海外赴任、あるいは海外ボランティアなど数多くあるはずですが、どの手段であれ海外で体験することの魅力、すばらしさや危険性は何事にも代えがたいものです。
そして自分自身を大きく成長させてくれるネタになるものです。
出典:海外ボランティアProjectsAbroad(URL:ホームページ | Projects Abroad (projects-abroad.jp))
この記事は次のような人におすすめ
- 日本と海外のちょっとした感情の違いを知りたい
- 日本にない感動的な事例を知りたい
- 価値観の違いの具体例が知りたい
海外は何が楽しいの?
海外に行く理由はさまざまなものがあるでしょう、しかしそれらの根底にはまさに興味、好奇心からはじまるものがあると信じます。
なぜならば知らないことはじめてのことへの挑戦こそが楽しさであり、一つ殻を壊して得られたものは次の興味、好奇心を駆り立てるからでしょう。
まさに海外に出て異文化の中に身を置くことはすべてが新たな発見の連続です。
例えば日本国内の事であれば、地方文化や歴史などの違いによって方言など、言葉の違いがあったり生活様式が若干変わっていたりといった違いはあるものの、本質的なところでは大きな違いは無くまたそれら情報もほぼ浸透しており大体は想像できます。
ところが海外には日本の風習や文化では想像すらできない未知の世界があるのです。
確かに海外は楽しいことばかりではありません、社会生活の中においては当然危険なことや辛いことも数多く存在します。
しかしながらそれらに対応して回避して得た先には自信であったり、殻を破れたことへの幸福感であったりと楽しさへつながっていくものと信じています。
だからこそ海外への興味、好奇心が駆り立てられ海外旅行で確かめたくなるのでしょう。
見るものすべてが目新しいものばかり
日本国内での情報や社会生活ではなかなか感じることも体験することもむつかしい。
日本の常識や感覚を基準にすればまるで正反対のような風習や文化に遭遇することも不思議なことではないのです。
どちらが正しいとか誤っているということではありません。
どちらもそれぞれの社会の中で認知されているあたりまえの世界なのです。
たべものにしても世界の中には様々な食文化があり、日本で紹介されているのはほんの一部にすぎないのです。
特にメディアなどで紹介されることのない現地でのみ食することができる多くの食文化のなかには、はじめての味に惹かれファンになってしまうといったことも全く不思議ではありません。
価値観の破壊・・・自分の世界観の乏しさにガッカリ!
自分の価値観の基準が大きく変わってしまうことはよくあることです。
これまでのあたりまえが当たり前ではなくなるのですから。
今まで正しいと信じていたことでも正反対の世界を体験するとこれまで正しいと信じていた根拠が揺らいでしまう。
自分の判断基準である価値観が一部の狭い範囲での基準であったことを実感することになるでしょう。
いろいろな事柄に出会ってどれが正しくて、どれが間違っているのかは、自分の目で見て肌で感じて初めて判断できることなのです。
視野が広がり物事の判断基準である価値観が変わることは人として成長したことであり、あなたの人間的価値を高めてくれるはずです。
自分を見つめなおせる
視野が広がり価値観が変わるとどうなるのか。
これまでの自分の価値観を基準として判断してきたすべてのことが本当に正しいといえるかどうかを見直すことができます。
これまでの自分をさらに成長させる良い機会になること間違いなしです。
多くの出会いがある
海外に出かけるということは、多くの人種や言葉・文化の違いとの出会いが待っているということ。
日本人同士のみではなく多様な言葉や文化を持つ人たちに出会えるのです。
たとえば文化が違うということはそれぞれの歴史に違いがあるという事であり、子供から大人になっていく過程で吸収する情報に違いがあったということにほかなりません。
海外の多様な言葉や人種、文化に触れることは自分の感性を刺激して自分磨きになること間違いありません。
自由を実感!
新たな発見の連続の中に身を置いていると、好奇心がどんどん芽生えてきます。
「あれはどうなの?」「これはどうなの?」とみるものすべてが面白くなり、自由に突き詰めていきたくなったり、食べ物であれば「あれも食べてみたい」、「それはどんな味?」とあれもこれも試してみたくなる。
たとえば現地の食文化に触れた時、ローカルフードを片っ端から食べてみた結果ローカルフードにはまってしまう。
このようにみるもの触れるものすべてに好奇心を駆り立てられてしまうのです。
但し特定の国や一部の地域ではいろいろ規制もあり行動に関しては、十分知識を得て注意して行動することを忘れてはなりません。
すべては自己責任となるのですから。
個人的に体感した価値観の違い
僕が海外駐在時代や海外旅行で遭遇した出来事で、日本(人)の感覚ではちょっと変、或いは日本はまだまだ遅れてるのか~と個人的に感じたカルチャーショックの事例を挙げてみた。
いずれもどれが良い、悪いというものではないですが、あなたはどう感じますか?
良いものは真似て、悪しきものは反面教師としたいと思えるものです。
スーパーマーケットのレジ前での飲食
アメリカのスーパーマーケットでよく目にする光景であるが、スーパーマーケットでの買い物中に商品の飲食をしてしまう。
例えばアイスバーやチョコレートなど、店内の買い物中にもかかわらず店内の商品を食べながら歩いているのです、日本ではまず目にすることはない光景なのでちょっとびっくりします。
これはパッケージなどをきちんとレジに通すことで支払いが行われていることでありよく言えば合理的ということになると思います。
しかしながら日本人的な感覚ではなかなか受け入れられない光景としてあなたの目にも映ることでしょう。
バスの降車ボタンの代わりにロープ
アメリカのサンディエゴでバスに乗った際、目的地のバス停に近づき降車の合図をしようと停車ボタンを押そうと探したがボタンがどこにも見当たらない。
途方に暮れていると乗客の一人が窓上のロープを引くのだと教えてくれました。
日本或いは海外でも多くのバスには降車ボタンがついているのが一般的です。
しかしながらサンディエゴで乗ったバスには降車ボタンはなく車内左右の窓際に設置されたロープを引くことで、運転席脇につけられているチャイムが鳴り降車希望者がいることを運転手に知らせる仕組みが画期的と感じた次第です。
リハビリテーションの考え方
アメリカで交通事故に遭遇し右手首、右足首骨折で入院生活を余儀なくされ、手術を経て術後に受けたリハビリテーションの考え方に感銘を受けました。
日本では骨折等の経験はありませんので実際にリハビリテーションを受けたことはありませんでしたが、巷のうわさや近しい人の印象がリハビリテーションは痛みが伴うのでやりたくないという声をよく耳にしたものです。
アメリカでリハビリテーション生活に入る際に、これを思い出し辛い期間を我慢しなければならないな~と嫌な思いになったものでした。
しかしながらいざ始まってみると、アメリカでは痛みを伴うリハビリテーションは行わないということを知ったのです。
不思議になって詳しく聞いてみると、身体の測定データーを見ながら痛みが発生する直前までのリハビリテーションによって矯正を繰り返し行うことで、回復を図るのだということを教えていただきました。
これにはさすがにアメリカの医療技術は進んでいると実感するとともに感銘を受けた次第です。
インターネットバンキング
インターネット社会の中でのインターネットバンキングはとても便利なもので現在では非常に多くの方々が恩恵を受けているとおもいます。
僕自身が1994年にブラジルのアマゾンジャングルの中心都市マナウス市に赴任した当時は、まだ俗にインターネットと呼ばれるものが一般的には始まっておらず、パソコン通信と呼ばれる国内キャリア相互間の通信網の時代でした。
ブラジルマナウス市でも最初のISP(インターネットサービスプロバイダー)がスタートしたのが、1995年のころだったと記憶していますが、開始から2~3年後にはインターネットバンキングが実用化に至ったのです。
ブラジルマナウス市でも系列銀行でのインターネットバンキングがスタートした機会に一早く契約しその便利さを実感したものでした。
2,000年後半に任期を終え日本に帰国の際インターネットバンキングの便利さを身にしみて感じていたので、帰国直後すぐに銀行に出向きインターネットバンキングを契約したいと伝えるとキョトンとされてそれは何だと言われた次第です。
僕の意識の中ではブラジルで始まっているのだからもっと進んでいる日本は至極当然にスタートしていると信じていたのです。
しかし残念ながらこの時点で日本ではまだ始まっていなかったのでした。
(実際には1997年1月に日本のインターネットバンキングは旧住友銀行がスタートさせていましたが、広く一般的に浸透するには時間がかかっていたようです)
レストランのクリーニングにアルコール使用
昨今コロナウィルス問題の対応のために、アルコールで消毒或いは滅菌の手段が取られておりレストラン等のテーブル拭きなどもアルコールで行われることが多くなりました。
しかしブラジルのマナウス市では僕が最初の赴任の際、テーブルをアルコールで拭いている光景にショックを覚えたものです。
当時僕自身がアルコールの認識も低かったこともあり、食べ物を扱う店でなんというもの(アルコール)で拭いているのだと憤慨したものです。
それが今では多くのレストランなど食べ物を扱う店でアルコールでのテーブル拭きを見るたびに、ブラジルのアルコール文化は日本に比べ進んでいたんだな~と感心することしきりです。
あなたはどう感じますか
ウェルカムの人間関係
日本人の感覚ではどうしても初対面の場合なかなか受け入れることが難しく、様子を見ながら或いは情報を取り込みながら仲良くなっていく、友達として受け入れていくというケースが多いと思うのですが、ブラジルの場合は全く正反対なので少々困惑します。
初対面でも誰でもすぐに友達感覚になって相対してくれますし友達として受け入れてくれるのです。
しかしきちんと本質を見極めて付き合っていく中で、人をみておりあわないと判断したら離れていくというとても合理的な対応なのだと感心しました。
最初に見極めるのか付き合いながら見るかの差であり、結果としては同じことなのだが感覚的には大きな違いを感じましたね。
これら事例のように海外に出てみて肌で触れてみると、日本では感じることのできなかった発見や楽しさに次から次と遭遇してくことができます。
自分が成長できるネタを提供してくれるところも大きな魅力ですね。
Overseas cross cultural experiences:まとめ
海外に多くの不安を感じている方はまだまだ数多くいるし、不安のためになかなか一歩がはじめられないという方も多いはず。
初めてのことやあまり経験していないことに不安を抱くことはごく当たり前のことですが、不安を乗り越えて一歩でもその先に行けた時にはもっと多くの恩恵を受けることができるのもまた事実なのです。
事例の中でもありましたように海外でできていることは日本でできているという誤った価値観を持っていた僕は、そうでないことの多くの事例に出会って自身の価値観を見直してきました。
これは海外旅行に限ったことではなく、スポーツでも実生活の中でも同じようなシチェーションを感じるシーンがたくさんあることをあなたも感じることでしょう。
そんな不安の解消の為にこのサイトを活用頂ければ幸いなこと、海外に出るチャンスを作って少しでも非日常のすばらしさを実感出来たらまた別の非日常につながっていく連鎖が生まれるはずです。
海外に飛び出して非日常の異文化の中で自分を見つめなおして成長していける、あなたもそんな魅力にいつでも出会ってほしいと願っています。
最後まで読んで頂きありがとうございます。